オクトパストラベラーが面白い
オクトパストラベラーが面白い、とにかく面白い。
やっぱりRPGはドット絵、戦闘はターン制ストラテジーに限る。
8人の冒険者の旅路だからオクトパストラベラー。
最初に主人公に選んだのは、狩人のハンイット。師匠の行方が分からなくなったことを期に、猛獣と旅を始める女ハンターだ。
ストーリーとキャラクターに惚れ込んで主人公に選んだが、攻略サイトを見るに一番おススメ出来ないキャラクターらしい。
実際、狩人としてのスキルは使いづらい。スキルポイント(SP)を大量に消費するわりに、ダメージは少ない。
魔物を捕まえても、村人に喧嘩を仕掛ける時くらいにしか使う機会がない。
それでもハンイットを選んだことに後悔はない。CVが甲斐田裕子さんだからだ。
いやぁ戦闘の度に凛々しい声で弓を放つ勇ましい姿に痺れる。
その後、仲間を集めていくと、魅力的なキャラクターが数々現れる。
中でもお気に入りが薬師のアーウェン。CVは関智一。調合としてのスキルは使いづらいけど、斧技は攻撃力も高くて使いやすい。
アタッカー兼ヒーラーというのは、僕の好みにも合うし、第二パーティーの主人公に決定した。
他にも魅力的なキャラクターが目白押し。踊り子のプリムロゼの生い立ちはえっちさを禁じ得ない。
第一パーティーのメンバーは昨日決まった。
主人公ハンイットと学者のサイラスをアタッカーに、神官のオフィーリアをヒーラー、サポートに商人のトレサ。
オクトパストラベラーの戦闘の特徴は大きく二点あって、敵の弱点を突いて、ノックダウンさせてから攻撃を叩きこむブレイクと、毎ターンごとに一つカウンターが溜まるブーストの機能がある。
だから戦闘の効率の良い進め方とすると、相手の弱点を突いてブレイクしてから溜まっているブーストを重ねて、高ダメージを叩きだす。
そのアドバンテージが基本になっているから、弱点以外の攻撃やブーストしていない攻撃はなかなかに通りづらい。
その工程を踏まえての戦闘になるから、学者のサイラスの全体攻撃×LEVEL2×三種類の属性の魔法は、戦闘を進めるうえで非常に重宝する。
攻撃力も高いし、ヒット数も稼げる。ヒットを重ねるとノックダウンしやすくなるわけだが、その点で、狩人のハンイットの弓の連撃も、本来は使い勝手がいいはずなんだが、命中率が低くて、ダメージが低いとまぁいいところがない。
ハンイットは好きでないと使いづらいことから、主人公に適しているんだと思う。
じゃなかったら使いたくない。
オクトパストラベラーはブレイブリーデフォルトを作ったグループが作ったみたいだが、音楽も良いし、戦闘も爽快だ。
ストーリーはコテコテのファンタジーだけど、FFとかテイルズみたいなファンタジー臭がキツくない。
中世ではないにせよ、ファンタジーの源流に近い、これだよこれぇ!こういうの待ってたんだよ感がヤバイ。
8人の仲間を揃えていき、各人のプロローグを体験していくとだんだんと難易度に苦しめられていくが、そこは古典的なRPGの鉄板で、レベルさえ上げれば、対応できる。
第一パーティーで全体の進行を楽しんだら、第二パーティーで効率よくストーリーを楽しんでいく。
ちなみに第二パーティーのメンツはアタッカーにアーウェンと剣士のオルベリク、サポートにプリムロゼと盗賊のテリオン。
正直第二パーティーの方が確実に難易度は上がっている。
始め第一パーティーと第二パーティーのトレサとオルベリクは逆だったが、バランスを考えて取り替えた。
しかし、トレサがまた使える使える!
商人のスキルでブーストのカウンターを他人に譲渡できる技があり、そのお陰で、サイラスが高ダメージを叩きだすことになる。
使い勝手もいいし、戦闘力も高いとくれば、第一パーティーの死角はない。
8人揃ってから難易度が上がって進めづらくなったが、それもパーティー万全の状態になってからはスムーズに進んでいる。
それにグラフィックが素晴らしい。ドット絵を現代の最新ハードで出来るとなると、有り余る画力で、光の使い方が美しい。
昔のRPGが好きな野郎共にはツボを押さえられすぎて発狂してしまう。
今んとこ悪いところと言ったら、ややコテコテ感のあるストーリーくらいか。
それでも久々に楽しめるRPGに身震いするばかりである。
値段も落ちないわけだ。もう二年前の作品なのに5000円を切らないなんて、ブレスオブワイルドクラスに評価が落ちない。
これがソフトがSwitchだけでしか展開していないところが惜しい。
でもこのためにSwitchを買って良かった。ブレスオブワイルドを買った時と同じくらい買って損はないと思えている。
願わくば世界を救う壮大なストーリーでないことを願うなぁ。もし世界を救うんだったらそれでもいいが、そうでなかったら、この物語は僕の中で聖典になるだろう。
でなかったら、僕が二次創作的に小説を書いてみようと思う。
創作意欲がビンビンに感応する。人生をかけて本格中世ファンタジーを書くのはこの僕だ。
全てを糧にして最高のファンタジーを書くのが僕の夢だ。本物を目指して今日も創作活動を続ける。