柳 真佐域ブログ

好きなものを好きなだけ語るのだ

オンラインセレクト本屋  

 

今日、新しい商売を思いついた。

 

まぁ、新しいと言っても、多分どっかでやっている人は既にいるんだろうが、

 

それが、『オンラインセレクト本屋』だ。

 

語呂が悪い。だが、本のセレクトショップはあっても、それをオンラインでやっているのは、検索してみたがなかった。

 

何故それが商売になると思うのか、順を追って説明しようと思う。

 

まず、本を選ぶとき、何を決めて本を買うのか。理由は幾つかあるのでまとめてみる。

 

  • 面白そうだと思ったから
  • 評判がいいのを知って読んでみたくなったから
  • 本棚にそれがあると、カッコいいから
  • 知り合いにお勧めされたから
  • ジャケットが気に入ったから  …etc

 

と、多々あるが、必ずしもこの一つ一つの理由にきっちり分けて、本を買っているわけではないと思う。

 

評判が良くて、知り合いの評価も良くて、自分自身それを面白そうだと思ったから、と言うのが大概の読書をきちんとする人の選び方だと思う。

 

そんな人に向けて、僕は本を勧めたい。

 

商売の流れは、まず僕が読んだ本で、面白いと思ったものの本を余分に買う。

 

これは、昔のオタクならわかると思うが、所謂、布教用の書籍だ。

 

そうして、在庫を持ったら、それをオンライン上で(メルカリでも可)売る(まぁ転売だよね)

 

ただし、その価格は買った時の金額(税込み)で、オンライン上でそれを買う人には、送料だけを負担してもらう。

 

近年、地域に根差した小さい本屋が、Amazon楽天ブックスなどのネット販売に、客を奪われ、潰れていっているのが取り沙汰されている。

 

わざわざ本屋に行って買いに行くより、スマホ片手に指先一つで購入でき、自宅へ届けてくれるのだから、本屋に行って自分の好きな本を選んで買う、という文化が廃れていくのも頷ける。

 

つまり買い物はネットで。というのがこれからの主流だろう。

 

本屋に行く時間も節約したいほどに、働くことを強いられている現代人の闇を感じるが、便利なものを利用するのは文明が進んでいる証。

 

だからこその、オンラインなのだ。

 

言い換えれば、本屋に行って本を買う行為の代行を行うイメージだ。

 

何故こんな稼ぎのないことをするかと言うと、僕の目的が稼ぐことにないからだ。

 

面白い本の普及。それを僕自身が媒体となって、人に勧めること。

 

この商売の肝は、面白い本が分かる人、柳真佐域。となるのが目論見だ。

 

セレクトショップをやっている人の大半は(知らんが)、その人のセンスの良さを目当てに客がつくのを旨味に思っていると、僕は考える。

 

つまりそれは、評価を得られるということだ。

 

今読んでいる岡田斗司夫の『評価経済社会』に記述している、これからは評価がその人の価値を決める時代が来るということにも、僕は合致しているんじゃないかと考える。

 

僕、柳真佐域を見る目がある人という認識が取れれば、そこから本に飽き足らず、いろいろな分野のマテリアルを販売するオンラインセレクトショップが誕生する。

 

それって結構面白いんじゃない?

 

デメリットとしては、最初はマテリアルを所持していなくてはならないので、在庫を管理する倉庫が必要になること。

 

実際、在庫が豊富にないと、買いたいと思っても売れないという状況になる。

 

欠品続きの店には人は入らない。

 

それでも、最初は手広くは行わず、手狭にやっていけばいいと思う。

 

それに、人に買ってほしいほど勧めたくなる本は、今のところ少ない。

 

それと、売りたい本にレビューをつけるのもいいだろう。

 

その本に対する僕の感想や、読書メーターで有能そうな人の感想を、本人に許可を取って掲載する。

 

まだ具体的には見えないが、お客さんがつけば、その人(レビューを書いた人)の評価もあげられる。

 

レビューも、僕が面白い視点を持っているなと思う人のレビューしか載せない。うん、楽しいぞ。

 

リスクはあるが、これが商売を始めるということなんじゃないかなと思う。

 

そうなってくると、サイトを立ち上げたり、転売について勉強したりと、やることは山ほど湧いてくる。

 

東野幸治が言っていた。「人生暇つぶし」。

 

死ぬまでの時間をどう暇つぶしできるか、やるなら自分の思いついた方法で、楽しくやってみるのもいいじゃない!

 

実際今やろうとしているのは、本屋から客をかすめ取るにはどうしたらいいだろう、ということだ。

 

あんまり良い商売ではないと思う。

 

儲けている奴がいるんだからいいじゃないか、とは言わないものの、本の普及に一枚かんでみたいこの欲求を形にしたい。

 

だって、あったらいいじゃないか。面白い本しか並んでいない本屋なんてあったら。

 

僕は僕の積み重ねてきた読書体験を知らない誰かにもしてほしいと思うし、本を勧めるとき、相手に購買意欲とお金があるなら、その本を買って、出版業界にお金を落としてほしい。

 

まぁ落とすのは僕の金になるんだが。そんな仕組みの中に入れたら、今よりも何かが変わるかもしれない。

 

金を稼ぐことより、評価を稼ぐことの方が難しくなってくるという評価経済社会に突入していくのに、僕も出来るなら何かアクションを起こして、波に乗りたい。

 

せっかくの慧眼も、何か形にしなくては勿体ない。

 

とまぁ、最近ブログの閲覧数が二桁になったものだから、これは毎日更新しなくてはと思っての記事なのだが、

 

こんな僕の拙文でも最近見てくれる人が増えているのだから、僕のやることを面白がってくれる人が増えてくれるといいなと思う。

 

サイトが作れたら、近々やってみようと思います。

 

オンラインセレクト本屋。いいと思うなぁ。