柳 真佐域ブログ

好きなものを好きなだけ語るのだ

AIとオンラインとコロナに潰されない職業

コロナによって変わりつつある世の中を見て少し考察してみたい。

 

友人の一人はテレワークが始まり、僕自身、就労支援センターでの訓練が、在宅ワークという形に変わって、コロナの影響を感じ始めた。

 

そこで、5Gの導入からAIの活躍とその影響で職を失うというニュースが出ているし、今まで面と向かって、人と人とが会って仕事をしていたものが、

 

オンラインで、画面越しで仕事が済んでしまうようになった世の中、コロナによって僕らの社会が変わり始めている。

 

オンラインで済んでしまうなら、今まで会社に出勤してやっていた仕事のコミュニケーションの部分は、すべて画面越しで済むという事実が分かった。

 

もうやっている会社もあるだろうが、パソコンでの事務仕事や、データを扱うのは会社でクラウドを一つ設けることで、自宅で仕事が出来てしまう。

 

会社の管理職同士の会議なんかは会社に来ないでやれるから、上司が幅を利かせることもなくなるのかな?

 

製造業は大手工場でなければ、まだまだ人間の手でやっているところが多い。機械を動かすために人が必要になっているところもある。

 

じゃぁスーパーのような、物(質)を扱っている業種はどうか。

 

物流はある程度荷物の荷下ろしなど、人力でやっていなければならないところがある。

 

でも、それもまだ、というだけで、荷下ろしの出来るロボットと自動運転の機能が付いた車があれば、人力が入る余地は、

 

もう美術品の梱包など職人芸のような精密さ、もしくはロボットを導入するより、人力の方がコストがかからない場合だ。

 

スーパーに物が並んでいなくても、ネットで注文すれば、わざわざ足を運ぶまでもなく、重たい荷物を持つこともない。自宅には自動運転のトラックが運んでくれて、人間はそれを受け取るだけだ。

 

その受け取りも、コンビニのような代役が受け取ってくれるようになる……コンビニはなくなるのだろうか。

 

コンビニも企業のビルの中に入っているコンビニは無人化が進んでいると聞く。

 

オンライン通販で受け取るのに時間がかかるのが嫌という不便さがあるなら、コンビニ位はなくならないと思うが、それはもう国営でなければ、経営は持たないんじゃないのか。

 

料理はどうだ。今都会ではウーバーイーツなどで宅配してもらうのが常識になりつつある。

 

料理自体の味の部分は、ロボットでは賄いきれない繊細さを要するが、大衆が一所に集まるのはリスクがあるか?

 

料理業界は何処もテイクアウトを視野に入れなければならなくなる。

 

茶店なんかは例えば、珈琲の豆だけ仕入れられれば、それで満足してしまうというのは、今でもある。お金がある人だけの楽しみであるのは今も変わらないか。

 

これから貧民層は物流に回されて、富裕層に商品を配達し、富裕層はそれを家で待っているだけの格差が生まれるのではないか。

 

と思ったら老人ホームの老人たちが若者に変わりに買い物をさせるというニュースがやっていた。

 

富裕層の為に肉体を酷使する社会は今も未来も変わらない、むしろ未来の方が従僕として(人のためという名目で)懐柔されるんだろうなぁ。

 

そこに評価経済社会をどう取り入れるかが重要となる。

 

農家は日本国内に自給するものは質を極端に上げないと生き残れないとひろゆきは言っていた。

 

これから世界的に輸出が制限されたら、日本はどう生き残っていったらいいのかはニュースにはなっていない。

 

自国で何とかする風潮が高まるかもしれないが、今更農家をやりたがる人も増えないし、やっぱり国営の農場を極端に持つことになったら、日本という国が劇的に変わることだと思う。

 

ホストキャバクラ、習い事はオンライン接待(授業)がこれからのスタンダードになるだろうか。

 

ホストに貢ぐのだって、札束をチラつかせるのではなく、投げ銭とか電子マネーのようにボタン一つで支払いを済ませることも出来る。

 

ホテル業はコロナが治まれば、回復していくだろうけど、一部の金持ちの贅沢になるのだろうな。

 

伸びる職業は、ゲーム業界だろう。VRもそうだし、自宅で簡単に楽しめるし、技術革新があればこれからの未来も明るい。

 

リングフィットアドベンチャーのときにも書いたけど、自宅でトレーニングが出来るなら、ボディービルを目指している人でない限り、ジムに通うこともなくなるかもしれない。

 

映画やライブ、イベントもわざわざ感染のリスクがあるのに行かないだろうし、コロナが無くなってからも、イベント自粛で負うリスクの高さから、

 

わざわざリスクを覚悟して実施するより、ネットフリックスやアマゾンプライムなどの有料チャンネルで公開するアーティストが増えるだろう。

 

アーティストは活動をし続けるために、活動の方法を考えなければならない。

 

グッズ中心で運営しているのなら、ライブ会場で限定的に買ってもらうのではなく、会員にだけ買うことが出来る会員制のオンラインショップを作るのが、考え着くことか。

 

芸術分野では一人で出来て、生の鑑賞物にこだわらないものは伸びると思う。

 

俳句とか、ネット小説とか、デジタルのイラスト。ネット小説は、ある程度売れる見込みがある人は、会員制で有料のコンテンツになるんだろうな。

 

テレビも収録が出来なければ、ユーチューバーにお株を奪われるかもしれない。

 

国から発信する情報があった時なんかは、多分ほぼ全世帯にあるテレビで放送するのに必要だと思うから、残り得る。

 

それでも緊急事態宣言でもそうだけど、YouTubeで国からの情報を発信している現状から、そっちの方が(でも)見てくれる人が多いというなら、

 

テレビを必要としない世代が高齢化して言ったら、テレビ業界も危ういかもしれない。この機に、YouTubeに移行しようとしている芸人やタレントは多いだろう。

 

土木建築は変わらないで需要がある。自動運転のトラックを走らせるために、道を整備しなければならないが、人ではなくロボットの為に人間が働く時代が目の前来ている。

 

新聞や本雑誌は、今でも電子化が進んでいるし、今コロナの影響で本が売れているが、後々は厳しいのは目に見えている。

 

しかし、本をマテリアルとして持っていることが、岡田斗司夫は価値があると言っていたが、それは通信のサービスを国に握られている今は、安心して良いものではない。物質として持っていることで、誰からも奪われないのは真の権利だと思う。

 

全部電子化するのは危険であることを考えておかねばならない。

 

天気予報士とかって、今はもうパソコンで調べたデータを人間が読むだけになっているんじゃないかな。ただのタレントとしての需要しかない気がする。

 

スポーツ選手は人間の限界を見定めるためにも、挑戦し続ける人がいる限り、残っていくだろうけど、プロ野球Jリーグのような娯楽を目的としている業界は、興業が開けなかった時のリスクが高すぎる。

 

自動車業界は、人間に物を運ぶための自動運転装置としての機能が主になっていって、人間が乗る車の需要は少なくなってくるのだろうな。

 

医者はロボットが注射をできる精密さがなければまだ大丈夫だろう。

 

岡田斗司夫は政治はAIに任せてはといったが、僕はまだタレント政治家で染まっていない現状から、あまりAIでの政治は想像が出来ない。

 

レディープレイヤー1ちょっと観てみないとな。

 

天災のようなコロナによる社会の取捨選択が行われている。君は生き残れるか……?